卵が先か、ニワトリが先か。堂々巡りの米中対立の行方とドル円

更新：2019年08月24日

こんにちは！ポン君です！！

最近暑いですね・・

家の中でひっそりとチャートを眺めながら過ごしている毎日です…

くれぐれも熱中症には気を付けて、こまめに水分補給しましょうね！

さて、ドル円は8月になってから動きが活発になりました。

108.450～108.700のレンジ相場になっていましたね。

赤い線で示しているのは200期間移動平均線です。

200を使っているのは体調の注文をする大手金融機関やヘッジファンドなどの動きを探るため。

7月31日はＦＯＭＣを控えていたせいか、ほとんど動きがあ りませんでした。

ポン君のトレードの仕方は、ブレイクアウトとトレンドフォローの順張りです。

このレンジもいつか上か下に抜けると思うので、それまで待ちたいと思います。

（8月1日午前10：00頃　108.680　USD/JPY約定）

ついにＦＯＭＣでレンジをブレイクアウトしました！

ヒゲが伸びて、抵抗を受けましたが、

ローソク足の実体でレンジブレイクなのでエントリーしたいと思います。

目標は109.450（72Pips）。

レンジ下限の108.450（23Pips）を割ったら、あきらめて損切りをかけたいと思います。

利確と損切りの設定の仕方ですが、

利益確定が損切りの幅の約2倍以上になると全体として利益が出しやすいで すよ。

このことを専門用語で“プロ フィットファクター（ＰＦ）”と いうそうです。

ＰＦは総利益が総損益の何倍かを示すデータのこと。

自動売買ツールのデータ分析でも優劣をつける判 断基準として利用されます。

さてさて、それから順調に上がっていき、109.309まで上昇しました。

あと20Pipsです。

ただ残念ながら、昼から仕事が入っており、

次に チャートを見られるのは夜21：00以降。

何とか109.500まで上がってくれ！と祈りつつ、仕事頑張ってきます。

そして夜・・

目が点になるって、このことですね。

状況がまるで理解できません。

仕事が終わって、スマホを見たら、108.610付近でした。（8 月1日 22：00頃）

でも、特にニュースもないし、どうしようかと迷っていると・・

しばらく見ていると、200期間移動平均線を割ってきました。

「えっっ？どうしよう、どうしよう」と悩んでいる間にどんどん下落。

そのままズルズルと下落し、フッと目の前のポジションが消えてしまいました。

（8月1日22：30分頃）

8月1日23：00に発表された米国の経済指標が厳しい結果となり、

108.400を割って大幅下落。

とうとう108.400を割ってきました。

ここで200期間移動平均線を割ってきたので、ドテン注文をしようと思います。

最初の方向感を逆にして、売り注文で勝負です。

負けをとりあえず取り戻したい・・

ということで、少し反発したところで売りエントリー（108.490）をしてみまし た。

108.850 （36Pips）になったら、もう何もしません。

諦めます。

利確は7月18日に付けた安値付近の107.250（124Pips）に設定したいと思いま す。

ちょっと強気ですが、

過去の相場を見ると、一気に落ちる確率が高いと判断したからです。

PFも約3.4で問題ありません。

翌朝（8月2日午前8：00頃）・・・

ドル円、しっかり落ちました。

トランプ大統領が来月9月1日に第4弾の関税を中国にかけると予告したのです。（注1）

続いて中国も米国農産物の輸入停止措置を発表。

これが8月2日、日本時間深夜に起こった出来事。

今回の下落要因はファンダメンタル要素が強いですね。

いつものことですが、一番為替操作しているのはトランプだろと言いたい！

「卵が先か、ニワトリが先か」という堂々めぐりの議論で す。

この米中関係の悪化は長期化しそうですね。

さてさて、ポジションなのですが、107.250で決済されていました！！（嬉）

もっといくかなぁとも考えましたが、ショートカバーが怖くて、怖くて・・

いつも感じるのですが利益確定のほうが難しい・・

本来ならばもっと利益を伸ばすべきなのでしょうけれど・・

利益を失うのが何よりも苦痛に感じます。

1週間が経過したチャートがこちら。

底打ちして、ダブルボトムを形成しているようにも見えますが、

買いエントリーするにはファンダメンタルが厳しい気がします ね。

次回の記事で、平均足を使った手法やダマシを減らすフィルターなどについても紹介したいと思います。

特にオシレーター系の本当の使い方を知ると、 トレード方法が変わるかもしれませんよ

では次回の記事でお会いしましょう。

良い一日を！

■■■■脚注■■■■

（注1）米大統領、対中追加関税第4弾を発表：識者はこうみる（ロイター通信8月2日）